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【ラノベ】 機動戦士ガンダムUC (8) [機動戦士ガンダム]

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先月、発売したラノベ新刊『機動戦士ガンダムUC (8)』を
購入して読了したので感想など書きます。

ダカールの次の目的地はL1ジャンクションと呼ばれる宇宙空間の灯台でした。
そこに向かうは、バナージたちネェル・アーガマと
フロンタルのネオジオンと、アルベルトの連邦軍でした。

連邦軍は巨大な戦艦で追いかけてきますが、ついにL1での戦闘に間に合いませんでした。
リディがバンシィのパイロットになっていたのは驚きましたが、
この人、段々と矮小になっていくようでどうでも良くなってきました。
ミネバさまを救ったり、バナージと肩を並べたときは好感を持てたのですが。

フロンタル率いるネオジオンはアンジェロのローゼンが配備され
強力になってきました。
フロンタルの演説はどこまで本気だったのか。
また、どこまで本心だったのか。

武力ではなくて経済で地球を逼塞させようというのは合理的な考え方ですが
箱に執着するのは、本当にそれだけなのでしょうか。

今回はネェル・アーガマと同行するジンネマンの裏切りが許せませんでした。
時にバナージを励まし
時にバナージを許し
時にバナージと衝突したり

まるで父親のように影で見守ってきたのに
なぜ?
という思いでいっぱいです。

後々、分かることは。
「ジンネマンは妻子を殺された憎悪を忘れていない」ということですが、
そんなにも"消せない"ものなのか。

ユニコーンの期待の中でバナージとミネバさまが
キスをしそうになるシーンがあるのですが、通信に妨害されて
途中でやめるなんて、初々(ういうい)しさがあっていいですね。

「おまえひとりぐらい、おれが守ってやるよ」

タクヤの言葉。
ちょっとカッコよかったです。
ミコットとお似合いのカップルだと思うんですけどねぇ。

「あなたはそれでいいんです」

副艦長のレイアムの、いつもは多くを語らないのに
ここぞというときこういう優しいセリフを掛けるのはポイント高いですね。
それを言わしめるオットーの魅力もあるんでしょうけど。

「心に、従え。それが、おれからの最後の命令だ」

ジンネマンは最終的にマリーダに心を開き
そして泣いていた。
あの無骨な戦士が泣くなんて。
というか、ジンネマンを泣かせるほどの"事態"って家族なのだろうか。

あと、ギリガンのヘタレっぷりは異常。


機動戦士ガンダムUC (8)  宇宙と惑星と (角川コミックス・エース 189-9)

機動戦士ガンダムUC (8) 宇宙と惑星と (角川コミックス・エース 189-9)

  • 作者: 福井 晴敏
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2009/04/25
  • メディア: コミック



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