【ラノベ】 ストライクウィッチーズ 乙女ノ巻 [ストライクウィッチーズ]
小説『ストライクウィッチーズ 乙女ノ巻』を購入して読了しました。
タイトルからも分かるとおり、TVアニメ放映中のストウィの小説版です。
似たようなタイトル『ストライクウィッチーズ いらん子中隊』とは別物で、
アニメ版をベースにしています。
なので、芳佳たちが出てきますが、『ストライクウィッチーズ いらん子中隊』の方は
アニメ版とは別軸のようで、芳佳たちは出てきません。
第一章 ★ 東から来た善き魔女
外伝的な話が多い中、第一章だけはアニメの話をそのまま小説化しています。
芳佳さんが巨大空母で田舎から上京したり、GBしたりするお話です。
※ GB = Gun Buster = ガンバスター
ただ、アニメと違うのは使い魔の概念がちょっぴり出てきたり
芳佳さんのストライカーユニットが零戦をモチーフに
していることが分かること、でしょうか。
第二章 ★ コックリさん、コックリさん
外伝では、サーニャさんとかアニメではあまり前面に出てきていないキャラが
活躍するのかと思いましたが、出てくるのはフランチェスカさんが多いですね。
主役の芳佳さんよりも登場してるかも。
第二章ではフランチェスカさんの提案でウィッチ隊の面々がコックリさんをするお話。
コックリさんをやって、心霊現象が起こって、「キャァーーー」というパターンかと思いきや
話がすごい展開に進みます。
フランチェスカさんのイタズラに怒り心頭のミーナさん。
「ルッッッッキィィィィーニ少尉!」
ミーナさんは心労が耐えないでしょうねぇ・・・。
第三章 ★ 親睦会、マンマ・ミーア!
隣村の子供たちと親睦会で盛り上がるお話。
サーニャさんが料理上手だという小話アリ。
会の開催を仕切るフランチェスカさんはハッスルして、
会の前日は秘密の隠れ家で寝てしまいます。
探しに来たミーナさんは起こすでもなく、そっと毛布をかけたそうな。
アナタお母さんですかw
みなみけのハルカ姉さまを思い起こしてしまう。
村に着くと、村の男の子が芳佳さんい近寄ってきます。
そして、いきなり胸をわしづかみ。
オイィィィィィ?!
やって良いコトと悪いコトがあるということを
拳で教えねばならぬのか。
・・・わしづかまれると思いきや、
あまりの貧乳に指が空振りしたそうな。
ボリュームが足りなくて助かり(?)ました。
第四章 ★ 勇気を貰って
ミーナさんがWエース(バルクホルン&ハルトマン)の腕に絶対の信頼を置き
フォーメーションを組んで先頭に突入するシーンがカッコ良かったです。
そのあとの照れるバルクホルンさんがカワイイ。
個人的に、ミーナさんと坂本さんの関係が好きです。
ミーナさんのほうが階級が上で、しかも隊長なのに
坂本さんは「ミーナ」と呼び捨てですし、口調もタメ口です。
そんな接し方に眉を顰めるでもなく、自然に接し合う二人。
信頼し合い、認め合い、心を許せるからあんなにフランクでも
軍隊の中で”自然体”なのだな、と思います。
巻末の解説にて、ストウィのポリシーが書かれていました。
すなわち、
「いかにして女の子を可愛くするか」
を第一義に考えているとのことでした。
ルックス的なことだけでなく、内面的にも可愛い女の子。
確かに、ミーナさんやバルクホルンさんみたいなクールどこも
可愛らしく描いていますね。
最初にキャラありきでストウィは始まったそうです。
ただ、キャラだけがぽっと出てもアニメ化するのは難しい。
というわけで、ストーリーや世界や設定を生み出し
肉付けしていって、アニメという作品になったそうです。
それにしても、挿絵のフランさん。
はいてないよね??
「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」
確かに、ノーパンはパンツじゃない。
だから恥ずかしくないんですね。
ストライクウィッチーズ 乙女ノ巻 (角川スニーカー文庫 129-14)
- 作者: 島田フミカネ&Projekt K
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/08/01
- メディア: 文庫
◆ kaz777 さん
◇ niceありがとうございます
by Lunamaria (2008-08-09 11:28)
◆ うっちー さん
◇ niceありがとうございます
by Lunamaria (2008-08-09 11:28)