【ラノベ】 R.O.D (2) [R.O.D]
世界最大規模の書店『バベル・ブックス』。
そこで起こるテロリズムのお話。
冒頭の行列の先頭にいる読子さんは笑えました。
ホームレスみたいな状態になってますし、
TVに映ってアタフタしていますし。
ちょっとジョーカーさんに同情します。
それでも、ジョーカーさんの読子さんへの評価は変わらないようですが。
『バベル・ブックス』へ怒涛の入店。
よくねねねさんも付き合うなぁと思います。
エレベーターでの1コマもよかったですね。
ねねねさんより本をとる。
読子さん、ヒドすぎですw
鋭い目つきで追ってくるねねねさん、ナイスです。
そんなコメディチックな前半から一転して
後半はシリアス展開です。
さながらアクション映画のような。
「あんたがいると、足手まといなんだよ」
「うるさいっ。わかってるわよ!」
周囲の状況を把握し
自分が読子さんにとってどうなのか把握し
最善は何なのか把握し
潔(いさぎよ)くそれを認める。
ここはねねねさんの見せ場の中で一番好きです。
本と命を蔑ろにする相手に対し、読子さんは本気モードの臨戦態勢。
1Fのホールでテロリストと対峙し、
戦闘用の紙と防弾コートで大立ち回り。
戦闘シーンの読子さんはいつものユルユル感がウソのようです。
そこにいるのは己の五感を研ぎ澄ませた1人のエージェントでした。
読子さんに助けてもらったTVレポーター。
正体を明かさないなんて、粋(いき)な人です。
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