【コミック】 ぼくらの (9)

カナさんが涙を流し、そして激昂。

先月発売したコミック『ぼくらの』最新刊（第９巻）を買って読みました。

アニメ版とは違い、カナさんもパイロットとして戦って死にました。
安置された遺体は生々しくて見るに耐えられませんでした。

カナさんは本当にいい子です。
ウシロくんと偽りの中ででも家族でいたい。
そんな思いから暴力というコミュニケーションも
”つながり”としてしまいます。

ただ、兄のために。
カナさんは苦痛に耐え、犠牲になり、献身しました。

最後に放った言葉は、自分の生への執着ではなく
父への感謝の言葉。

「ありがとう」
簡潔にして思いのこもった言葉に泣けました。

次のパイロットはウシロくん。
彼ほどの実力者なら勝利は間違いないですが
カナさんや田中さんの命の先にあるウシロくんの命。
それさえも散ってしまったら、あとに何が残るのでしょうか。

ぼくらの 9 (9) (IKKI COMIX)

• 作者: 鬼頭 莫宏
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2008/09/30
• メディア: コミック

コメント 2

アニメは見てないけど原作は読んでます。
まさか契約していないと思ったのに。
そしてもう一人契約しているはずの人が・・・
この地球の人間じゃなかったのね。
by kaz777 (2008-10-02 22:08) 

◆ kaz777 さん
◇ nice & コメントありがとうございます

＞ この地球の人間じゃなかったのね。

私はアニメで先に最終回まで見ちゃったので、この辺のネタバレが
分かっちゃっているのですが、アニメ版とコミック版で違う点もあるので
そこは新鮮に読めます。

ウシロくんとマチさんで規定の人数となるのでしょうか。
　
by Lunamaria (2008-10-02 23:31)