【ラノベ】 R.O.D (7) [R.O.D]
『R.O.D (7)』(集英社スーパーダッシュ文庫)を読み終えたので読書感想です。
■ ドラム缶風呂
読子さんが本を不眠不休で読んで、いざ眠りに着こうとしたとき
闖入してきたのはねねねさんでした。
風呂に全然入っていないということで、ねねねさんはビルの屋上で
ドラム缶風呂の用意をしました。
周りに人がいないからって、ホントに風呂に入ってしまうとは・・・。
読子さんの無頓着さには呆れます。
屋上で真っ裸て、どんだけ痴女だよw
本が手元にあってよかった。
■ 念力放射
ねねねさんと、とある本屋に入った読子さん。
お客さんの中にねねねさんの本と別の本を見比べている女性客を見かけました。
読子さんはねねねさんの方を買わせようと、女性客の背後に回ります。
そこで始めたのは、カメハメ波の構えからの念の送り込み。
女性客が振り返ったシーンで思わず吹いたw
読子さんは本の事となると常軌を逸した行動に出ますねぇ。
というか、お子様な行動です。
精神年齢が低すぎる・・・。
■ トト・ブックス
TVA版のRODで出てきたトト・ブックスが登場しました。
ここの爺さんの顔を、読子さんでさえ見たことが無いそうです。
そういえば、アニメ中でも一回も振り返らなかったような。
店内の本をピンポイントで把握していたり
謎の放送を聴いて情報をキャッチしたりと、すごい能力を持つ爺さんです。
■ 1日本屋
ひょんなことから、知り合いの本屋さんで店番をすることになった二人。
店の前をホウキで掃く読子さんが無邪気すぎます。
迷惑な客に対していきなり跳び蹴りをするとは、さすがはねねねさんです。
そのあとのしおらしさには、どうしちゃったのかと思いました。
事実は小説より奇なり。
偶然とは恐ろしいものです。
そして、ドラマティックなものです。
■ 海媚
王炎たち読仙社4天王の過去のお話。
連蓮が王炎の妹さんを気にかけていたのが意外でした。
「妹はな、撃たれる前にお祈りをしてたぜ。度胸の据わったヤツだった」
「!殺す!殺してやる!」
王炎の強い想いに泣けました。
あの王炎が剥き出しの殺意と憎悪をぶつけるなんて。
どちらも大事なものなのに、どちらかを捨てなければならない。
なんという悲劇でしょうか。
つか、おばあちゃんは妹さんを助けなかったのか・・・。
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