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【ラノベ】 しにがみのバラッド。 (12) [しにがみのバラッド。]

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今月発売した新刊、電撃文庫『しにがみのバラッド。 (12)』を
買って読んだので感想などを書きます。

最近、電撃文庫ばっかり読んでるなぁ・・・。

『しにバラ』と言えば、いつもは一冊の中に中編が2つと短編が一つ
といった構成なのですが、この12巻はほぼ一冊丸々長編でした。

ただ、一つの物語というかオムニバス形式なので微妙に短編っぽいかも。
でもやっぱり、4人が集まるし長編なんだよなぁ。

『しにバラ』はいつも、抽象化された文章なのですが
今回は舞台さえも抽象的なので、雰囲気で読むしかないというか
足りない要素が多すぎて、個々人で補完するしかないというか。

病室にいた男の子はダニエルだと分かったのですが
ベッドに寝ていたモモさんのそっくりさんと、ショートボブの少女は
何者なのか、正体が最後まで分かりませんでした。
あと、ウサギもよく分かりません。

結局、最後はモモさんと再会できて
元の世界に戻れて
世界は混乱から抜け出せたようです。

これで最終巻なのか。
明言されていないのでよく分かりませんが
復活したモモさんを交(まじ)えてもう一巻くらい
やって欲しいような気がします。

アンとモモの関係性など、クリアになった部分もあるので
今巻で最終回かもしれませんが。

さて、オムニバス形式ということで過去に出てきた人たちが
再登場し、異空間と化した病院内で一堂に会します。

エコ
セイゴ
ミツミ
クロエ

エコさんはよく覚えています。
ミツミさんも最近読んだばかりなので覚えています。
セイゴの話とクロエさんの話は・・・、全然思い出せん。

クロエさんがソファーの上で暴れてスカートがはだけそうに
なったときに萌えました。

ある意味、エコさんが主人公かもしれませんね。
モモさんに直接会ったわけじゃないのでちょっと特殊ですが。

セイゴの思い出を覗いてしまったときのエコさんのお詫びが
純粋で無垢で「いい子だな」と思いました。

エピローグでついにコータに告白してしまいました。
なんだ、両想いだったのか・・・。
でも、いきなりキスまでするとは意外でしたねぇ。

コータにとってエコさんも特別な存在だった。
ただそれだけのことなんですけどね。

> あたしのことが好きとかそういうんじゃ・・・・・
> そういう・・・・・話・・・・・そういう話!?

このシーンのエコさんの動揺と慌てっぷりに萌えました。
つーか、コータのほうが年上だろう・・・、JK。

それと、挿絵の絵師さんがここ最近で絵のタッチが変わったのですが
目の釣り上がりが強くなってきたので、私としては昔の方が好みですねぇ。
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しにがみのバラッド。〈12〉 (電撃文庫)

しにがみのバラッド。〈12〉 (電撃文庫)

  • 作者: ハセガワ ケイスケ
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2009/04/10
  • メディア: 文庫



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