【コミック】 スティール・ボール・ラン - STEEL BALL RUN - ジョジョの奇妙な冒険 Part7 (20) [スティール・ボール・ラン]
今月の上旬に発売したジャンプコミック新刊
『スティール・ボール・ラン - STEEL BALL RUN - ジョジョの奇妙な冒険 Part7 (20)』
を購入して読了したので感想など。
前巻ではクマの看板が迫ってくるところで終わりましたが
なんとこの看板、看板自体が移動しているのではなく世界が寄って来ているから
看板も迫ってくるらしい。
あの池にいた凶暴な魚はなんだったんだろう。
ディオが恐竜を操ったように誰かの能力かと思いましたが、詳細は最後まで不明です。
列車内にいたホット・パンツにまで世界の寄りが迫りました。
というか、クモや木片などが体の中にまで入り寄って来て心臓めがけて移動し
心臓に達したところで死の危険があるようでしたが、
なぜ心臓めがけて移動し続けるのかはよく分かりません。
世界の中心であるルーシーさんに寄るのならまだしも
個人であるホット・パンツにめがけて襲いかかるように寄るのはなんででしょうか。
どうやら、この世界の寄りはD4Cの能力ではなく聖人化したルーシーさんの能力みたいです。
その発現と同時にD4Cに新たに備わった能力は、すき間に入り込んで自由に動けるというもの。
このすき間もよく分からないのですが、ここにいるだけで外界からの悪いことは
大統領を直撃することはありません。
その不幸は外界にいる誰かに無差別に跳ね返り、大統領に降りかかるはずだった不幸を
他人におっかぶせることができるらしい。
しかも、すき間の効力はオートで発動するためジョニーたちの攻撃が届くことはありません。
世界のどこかの誰かがその攻撃をおっかぶるだけです。
この能力はラスボスだけあって、かなり強力ですね。
今までは部ごとのラスボスは時間系が多かったのですが
3部:時間を止める
4部:時間を巻き戻す
5部:時間を消し飛ばす
6部:時間を加速させる
時間系の能力もほとんど無敵なので厄介でしたが
この大統領の能力は世界系の中でも最高峰だと思います。
その能力を前に、もはや勝ち目がないと絶望するジョニー。
それでも戦うことをやめないジャイロ。
可能性があるとすれば、大地と空と馬とが一体となり黄金長方形と回転を合わせること。
でも、肝心なところで気に頭をぶつけてバランスを崩したシーンで不覚にも吹きそうになったw
この巻では冬のナマズ以来のヒットがありました。
それは
「給料安いんだッ!!」
「何 感心してんだよォォォォ」
です。
その極限状態で給料の愚痴を言われてもww
気の毒だとは思いますが、あの絶望感とのギャップが面白いです。
STEEL BALL RUN vol.20―ジョジョの奇妙な冒険Part7 (20) (ジャンプコミックス)
- 作者: 荒木 飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/03/04
- メディア: コミック
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