【ラノベ】 ちみっ娘小学生レストラン ストロベリーフィールドへようこそ！

今月の下旬に発売したコミック新刊
GA文庫『ちみっ娘小学生レストラン ストロベリーフィールドへようこそ！』{野島 けんじ}
を購入して読了したので感想を書きます。

そういや、最近はラノベを読んでなかったなと思ったり。
前回のラノベ記事から１ヶ月以上経ってますからね。

このお話のあらすじをザックリ言うと、女子小学生たちが
ファミレスを操業するっていうお話です。

ただ、メニューはオムライスしかないですし
店内の内装も手作り感丸出しなので、模擬店の延長みたいなものですが。

話しの流れとしてはオーソドックスに
　ファミレスを作る準備をする
　　↓
　ファミレス開店
　　↓
　大人（学校サイド）に怒られる
　　↓
　なんとか説得に成功する
　　↓
　ハッピーエンド
という感じですね。

そして、こちらもお決まりで主人公が女子小学生にモテモテという・・・。
断じて、許すまじ。

あ、分かっていると思いますが、念のため弁明しておくと
女子小学生目当てでこの本をチョイスしたわけではありません。

これホント。
そこんとこヨロシク。

以下、感想をピックアップ方式で書きます。

・案ずるより産むが易し

このことわざ、今まで何度か耳にしましたが、今回あらためて意味を調べてみたら
「心配するより、実際にやってしまった方が簡単である。」
ということだそうで。

最初は無理だと突っぱねていた凪太くんですが、
次第に行動することによって視界が開けてきたのかな。

それとも、可能性を感じることになったのか。
でも、普通に考えたら無理だと突っぱねたくもなるよなぁ。

・充実感

そんな凪太くんですが、手伝ううちに充実感を感じ始めました。

なぜ充実感を感じたのか？
自分で無理だと言っていたのに。
自分で不毛だと決めつけていたのに。

無理だと分かっている目標に対して充実感を得るなんて矛盾している。

では、どこからその充足はやって来たのか。
仲間がいるからか。
人のためだからか。
結果ではなく過程こそ重要なのか。

・パッツンパッツン

りゅんさんのウェイトレス姿は反則的な萌エロスだったなぁ。
つか、小学生の採寸でなんで着れちゃうのかｗ

・大人が間違っていたら

先生は正しい。
子供は間違う。

だから子供は先生に従うべき。
先生の言うことは正しいから。

でも、大人が間違っていたら？
社会の中に、大人の間違いを更正するフローは整っているのだろうか。

・嫉妬

凪太くんがりゅんさんにデレているときの
ヒメさんの嫉妬する姿が可愛かったなぁ。

・４姉妹

あと二人、姉と妹がいるはずですが、登場しなかったのが残念。
つか、屋根伝いに部屋に入ってくるって、おまいは松岡美羽かｗ

・マンガ

ライトノベルと言えばイラストが見どころですが
今回はイラストどころか、コマ割りもある小マンガが載っていました。

最近のラノベの流行なんだろうか。

ちみっ娘小学生レストラン ストロベリーフィールドへようこそ！ (GA文庫)

• 作者: 野島 けんじ
• 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
• 発売日: 2011/01/15
• メディア: 文庫