【コミック】 NHKにようこそ! (5)

アニメ化が決まったＮＨＫ。
てか、テレビアニメという大衆性のあるメディアで公開して大丈夫なのだろうか・・・。

というのもこの作品。
かなり放送コードぎりぎりの表現や描写が多々あり、よく普通のマンガ雑誌に連載できるなぁと思っています。
岬さんが可愛いのでいいのですが。

原作は小説でして、そのマンガ版になります。
小説は全一巻ですでに完結しています。
ですが、小説とは岬さんの設定が異なります。

のっけからドラッグでキメちゃったり、途中ゴキブリが大量に描かれるシーンがあったりヤバめです。
アニメではかなり控えめな表現になるでしょう。
マンガのタイトルにも使われているＮＨＫから苦情が来ないか心配です。

さて、最新刊の５巻が発売されました。
岬さんの家庭事情や私生活もだんだんと明らかになっています。
ですが、今回の目玉はやはり実家に帰ってからの佐藤君の破滅ぶりでしょう。

今までの佐藤君は独り暮らしだったので割合自由にさばさばした感じで日々が過ぎていきました。
実家に帰ると親の監視下に入るわけです。
そして、ニートとその親とのやり取り。
ついには自慰行為に暴走し、母親をババァと呼んでしまいます。
なんか生々しいなぁと思いました。
今までは佐藤君の言動もギャグマンガとして笑い飛ばせたのですが・・・。

山崎・岬さん・佐藤君が破滅への階段を登りつつあります。
岬さんには幸せになって欲しいです。
むしろ、保護したいです。（ぇ

NHKにようこそ! (5)

• 作者: 大岩 ケンヂ, 滝本 竜彦
• 出版社/メーカー: 角川書店
• 発売日: 2006/06/23
• メディア: コミック