【ラノベ】 R.O.D (8)

▼ 安らかな読書の時間

「先ほど王炎と過ごした時間の心地よさが、読子を悩ませる」

王炎はいつもは紳士で穏やかな性格です。
色恋沙汰に鈍感で、おばあちゃんへのツッコミは欠かしません。

そんな王炎ですが、その過去は凄絶。
そして戦闘時は鋭利な刃物のように自身を研ぎ澄まします。

紙使いとしての腕は読子さんより上なのか。
この二人には戦って欲しくないですが、どちらが強いか気になります。

▼ ドニーの日記

ついにジェントルメンの秘密を盗聴した録音を聞いて
なおかつ恫喝までしたジョーカー。

そんな中、ねねねさんも決断し、踏み出しました。
外されていた革のベルト。

ねねねさんがドニーの日記を読んだのには少なからず驚きました。
ＴＶＡ版では明かされなかったドニーの最期が明らかになるのか。

▼ 海媚の記憶

王炎ｖｓファウスト。
対峙した二人。

ファウストが揺さぶりをかけます。
妹の蘇生を望むのか？

グーテンベルク・ペーパーを使えば蘇生ができる。
妹さんの蘇生を王炎は望むのか。
それは差し置いておばあちゃんのために使うのか。

なにより、妹さんのことを思い出して涙を流す王炎が印象的でした。

R.O.D (集英社スーパーダッシュ文庫)

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R.O.D〈第8巻〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)

• 作者: 倉田 英之
• 出版社/メーカー: 集英社
• 発売日: 2003/07
• メディア: 文庫