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【ラノベ】 学校の階段 (3) [学校の階段]

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ファミ通文庫『学校の階段 (3)』を購入して読了したので感想など。

『学校の階段』はジャンルとして独特ですね。
SFでもなければ、ファンタジーでもなければ、ラブコメでもない。
コメディの要素もあるし、萌えの要素もあるし、学園青春の要素もあるし、スポ魂の要素もある。

この作品はアニメ化はされていないのに実写ドラマ化はされているんです。
アニメ化をすっ飛ばして実写ドラマ化は珍しいですね。
是非ともアニメ化してもらいたいです。





冒頭からまさかの水着シーンで面食らいましたが、
九重さんが意外と豊乳だったのが残念です。
刈谷くんが小夏さんとガチでやりあっていたのが微笑ましかったです。

あと、幸宏くんの背中をバシバシ叩いていた三島さんが可愛かったです。

今回の話で井筒くんの告白の話があるのですが
告白したらいろいろコジれそうだと思ってハラハラしていたら
教科書通りの人間違いオチで安心しました。

三枝くんは階段部に対して仲間意識を持っていないという刈谷くんの分析。
遊佐くんも三枝くんの目的を察しているみたいです。
次巻で明らかになるんでしょうか。
三枝くんは階段部を利用している(?)だけなのでしょうか。

遊佐くんの今回の目的は天ヶ崎さんとテニス部の確執を持ち上げて
バカ騒ぎをするということだったんでしょうか。
なにか下心があるわけではなく、純粋な愉快犯なのか気になります。

見城さんが三枝くんに気があるというのも意外でした。
スポーツ少女はインテリ少年に惹かれるのでしょうか。
にしても、浴衣でもポーカーフェイスとはなんともったいない・・・。

井筒くんのパワーアップ。
その異様な関節の強さでスピードを殺さずにステップができるらしい。

今回の主役は天ヶ崎さんですが、影の主役は美冬さんですね。
幸宏くんに合わせてテニスを始めたのか、気になるところです。

あと、幸宏くんの応援でパワーアップし、それを指摘されて
赤面したシーンが、やたらと可愛かったです。

希春姉さんが天ヶ崎さんと二人っきりになったとき。
いつもの諍いを忘れて優しく接していたところに好感が持てました。

瀬野さんも、天ヶ崎さんのことを本当に心配していて
天ヶ崎さんはいろんな人から愛されていますねぇ。

天ヶ崎さんの過去話。
贔屓だったのか。
今ではよく分かりませんが、対戦相手も吹っ切ってくれたようで良かったです。

天ヶ崎さんは3人目の階段部のメンバーだったらしいです。
その後に三枝くんが入部したらしい。

キッカケは九重さんの人柄だったようです。
お嬢様ではなく一個人として、ナチュラルに接してくれる。
そんな中で天ヶ崎さんは“充実”を見つけることができました。

刈谷くんはそんな天ヶ崎さんの経緯から、天ヶ崎さんの階段部所属に疑問を持っていました。
逃げ場としてここにいるなら、それはNGだけど
天ヶ崎さんが望むならOKらしいです。

大事なのは本人の口から「ここにいたい」という言葉を聞くこと。
それさえあれば、刈谷くんもモチロン大歓迎らしいです。

本心を隠しつつ、ケジメだけははっきりつけたい。
刈谷くんらしい気の遣い方だったのが良かったです。

景品となった天ヶ崎さんは、美冬さんとサシで話しました。
美冬さんも天ヶ崎さんを心配していて、その真摯な想いに打たれて
天ヶ崎さんは過去を吹っ切ることができました。

復活した『黒翼の天使』。
その疾駆姿は美しく、刈谷くんに新技を使わせるほどでした。
でも、あの刈谷くんとの“合流”は滑らかで鳥肌モノでした。

> 胸の前で手を合わせる天ヶ崎を見て、幸宏は首を振る

最後はやっぱり主人公たる幸宏くん。
皆が苗字で呼ばない理由も分かり、幸宏くんも晴れて名前呼びデビューしました。
天ヶ崎さんは仕種がいちいち可愛いですね。


学校の階段3 (ファミ通文庫)

学校の階段3 (ファミ通文庫)

  • 作者: 櫂末 高彰
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2006/09/30
  • メディア: 文庫



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