【ラノベ】 バカとテストと召喚獣 (1)

ファミ通文庫『バカとテストと召喚獣 (1)』を購入して読了したので感想など。

この作品はアニメ版から入ったので、アニメ版との比較が随所に出てきますので
原作派の方はご注意を。

と言いつつ、早速アニメ版との比較から入るのですが。

この１巻はアニメで言うところの序盤のＡクラスへの突貫がメインです。
舞台としては学内がメインなので、各キャラクターの自宅や
街中でのシーンはほとんど皆無です。

アニメ版では日常パートも多いですが、この１巻ではほとんどが戦争シーンの描写です。
しかも１巻の中で３～４回くらい戦争を引き起こします。

アニメ版ではテストの点数がかなり重要なウェイトを占めていますが
小説版では点差に開きがあっても生身の部分で何とかしたり、逃げるが勝ちと言ったような
タクティカルな面もあります。

アニメ版では最近になって取り上げられた、ラブレター人質事件は
小説版ですとこの１巻で行われます。

あと壁破壊とかも１巻でありますね。

つまり、アニメ版の方は終盤に来て１巻のネタを扱っています。
これはハルヒのＴＶ版に似た構成だと思います。

アニメ版の方はパロが激しいですが、小説版の方はそんなことありません。
あれはアニメスタッフの悪乗りである可能性が高いです。

小説版の主な話は、明久くんと姫路さんが同じＦクラスになること、
そして、Ａクラスを倒そうと決起すること、
そのための足掛かりとして、下のクラスから順々に倒していくこと、
などがストーリーの主な流れですね。

そして、バカテスの魅力は、テンポの良い文章と
姫路さんの可愛さだと思います。

最後は映画の約束なんかこれっぽっちもしていないのに
クレープの約束に対抗していきなり持ち出してくるところとか
カワイイですね。

容姿端麗。
成績優秀。
そして、性格も良いとなれば嫌われる要素がありません。

１点だけ欠点があるのは料理がマズイことですが
姫路さんの料理で卒倒するなんてなんて失礼な奴らでしょうか。
姫路さんの料理がマズイはずないじゃないか。

「次は俺でもきっと死ぬ！」
死ぬのかｗｗ

島田さんと明久くんの関係性がアニメ版より殺伐としているような気がします。
明久くんは島田さんのことを、隙有らばおとしめようとしていますし。

雄二くんはアニメ版より小説版の方が、神童っぷりが発揮されていると思います。
ただ、最後のテストの点数だけはいただけないですが・・・。

ムッツリーニは腕輪の加速装置を使った時がカッコよかったです。
相変わらず保健体育だけは異常なほどの点数ですなぁ。

バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)

• 作者: 井上 堅二
• 出版社/メーカー: エンターブレイン
• 発売日: 2007/01/29
• メディア: 文庫

バカとテストと召喚獣 (1) (角川コミックス・エース 256-1)

• 作者: 夢唄
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バカとテストと召喚獣 第1巻 [Blu-ray]

• 出版社/メーカー: メディアファクトリー
• メディア: Blu-ray

バカとテストと召喚獣 サウンドトラック「Bakatesu Gachinko Music」略して、バカテスBGM

• アーティスト: TVサントラ,yozuca*,黒須克彦
• 出版社/メーカー: ランティス
• 発売日: 2010/03/24
• メディア: CD