【ラノベ】 えむえむっ! (2) [えむえむっ!]
MF文庫『えむえむっ! (2)』を購入して読了したので感想など。
・デートお話
コミック版でもデート編に突入していましたが
原作の方を読んでみるとコミック版はかなり端折ってますね。
お風呂に姉&母が闖入してくるシーンとか、
背中を拭いてトンファーとヌンチャクとか、
コスプレ誘惑対決とか。
カタコトだけはやけに再現度が高かったですが。
> 俺という男はドMの変態なのだ
> なんて残念な生き物なのだろう
という記述が本編中にあるのですが
マゾを貶めるような発言はいかがなものかと思いました。
マゾは確かに変態かもしれませんが
マゾの世界ではそれが当たり前です。
なので、それのせいで人間性が下がるとか
そういう帰結にはならないと思うんですけどねぇ。
美緒さんとの疑似デートが決まったとき
喫茶店で嵐子さんとブタロウくんがお茶するシーンがあるのですが
ここでの嵐子さんがとても可愛かったです。
自分がデート相手に立候補しそうな
でも恥ずかしくてそれ以上言えないような
美緒さんに嫉妬しているような
それで不機嫌になっているような
そんな仕草がとってもキュート&ラブリーです。
嵐子さんと言えば、この回でナースコスになりましたね。
あんなカワイイ子がナースコスに着替えたら・・・、
Bokki確定ですよ、奥さん。
あと、危うくクラスメイトにドMがバレるかと思いましたが
辰吉くんのプレイボーイ的な機転で救われましたね。
姉vs母の死闘は思ったよりも激しくて高レベルでした。
お互いに戦闘力はマジでハンパないです。
お互いの武器を相手に叩き込み、気合とともに打ち合う。
そんな二人は違う出会いをしていたら、良い友人になっていたかもしれない。
んで、本題のデートの方なんですが。
こちらは不覚にもラストのシーンで感動してしまいました。
「ごめんね」
「勝手にキスなんかしちゃって」
「もっと、いつもみたいに」
「思いっきりやってくださいよ」
「人のために」
「一生懸命になれるところが」
「好きです」
雨の中、全力疾走して
ただただ美緒さんの身を案じている
ブタロウくんがカッコよかったです。
そして、弱々しくうなだれる美緒さんに
力強く殴ってくれと変態的なことを言っているのに
そのセリフが感動的でした。
そんなブタロウくんの真摯な気持ちに応えたのか
観覧車で言えなかった好きなところ。
このタイミングで言うなんて、ちょっと鳥肌が立ちました。
・嵐子さんがブタロウくんの家に来るお話
つか、ブタロウくんも仕組まれてるって気付けよw
メールは勝手に送信されるし
姉&母はニコニコしてるし
部屋の中はトラップだらけだし
不自然すぎるよw
そして、あの二人がブタロウくんから卒業するなんてことが
あるわけないじゃないかw
にしても、一番面白かったのは
嵐子さんと同じクラスで、同じ部活で、一緒に帰っている
という話が出たとき、あの二人がよく我慢しているなと感心しました。
案の定、小休憩のときに我慢の限界でガクガク打ち震えていましたがww
前日のぬいぐるみを使ったシミュレーションはそれなりの効果があったのだろうか。
フェイズ2の目的だけよく分からなかったのですが
いっぱい食べさせて太らせる作戦だったのか。
にしても、計画書に智子さんの署名が入ってるしw
お茶目すぎだろww
にしても、嵐子さんの私服は可愛かったなぁ。
あと、嵐子さんの人柄に触れたあの二人が嵐子さんを好きになってくれてよかったなぁ。
・新キャラ花片さんのお話
第3話は唐突に出てきた料理部の花片さんのお話です。
辰吉くんと仲がいいみたいで、二人で復讐のシュークリームを作っていました。
それを使って花片さんは美緒さんに復讐したいらしいです。
まぁ、結局は美緒さんの怒りの波動に勝てるわけもなく
失敗してしまうのですが・・・。
花片さんは金持ちキャラですが、お色気要員でもあります。
協力してくれた辰吉くんにキスしたり、胸なら触っていいよとサービスしたり。
つか、辰吉くんは想像以上に人間ができていますね。
お金は受け取らないし、せっかくのチャンスなのに胸に触らないし。
私だったら花片さんのOppaiを揉みまくりーのしたいですね。(*´Д`*)ハァハァ
「えむえむっ!」は、かなり残念な感じの主人公ですが、ここぞというときに一所懸命になるところが好きです。
もちろん、嵐子さん、静香おねーちゃんの可愛さもポイント高いのですが。
by ひだひだ (2010-04-28 00:38)
◆ ひだひだ さん
◇ nice & コメントありがとうございます
> ここぞというときに一所懸命になるところが好きです。
美緒さんも「一所懸命になるところが好き」と言っていましたね。
ブタロウくんは変態なのに、漢気があるのでそこがギャップですなぁ。
by Lunamaria (2010-04-29 00:38)