SSブログ

【ラノベ】 バカとテストと召喚獣 (6) [バカとテストと召喚獣]

03.jpg

ライトノベル
『バカとテストと召喚獣 (6) {ファミ通文庫}』
を購入して読了したので、読書感想文を執筆します。

今回は学校で夏休みに肝試し大会をするというお話。

序盤から中盤までは、正直私としては盛り上がらなかったですが
終盤は面白かったですね。

なぜ、序盤が中だるみだったかというと
勝負なのに罰ゲームが弱いからってgdgdだし
肝試しまでの流れが無理あるし。

肝試し中は、悲鳴の練習をする霧島さんが可愛かったな。
あと、姫路さんに好感を抱いているのも良かったです。

それと、中盤で一番面白かったのは暗黒面に堕ちた
“美春・ダークネス”の人外っぷりですね。

あの二人を夜に解き放つなんて
雄二はなんて恐ろしい作戦を実行したんだ・・・。

木下姉妹がペアで出撃したのですが、あまりからみが無くて残念でした。
個人的には優子さんの話をもっと読んでみたい。

つーか、貴重な挿絵を常夏コンビで費やすのをヤメテw

終盤で良かったのは、なんといっても姫路さんの掘り下げでしょう。

自分の方が下で、姫路さんを上だとみている明久くんと
自分の方が下で、明久くんを上だとみている姫路さん。

なかなか噛みあいませんね。
上下関係が気遣いや遠慮を生んでしまっているなんて。

確かに明久くんの言うように姫路さんは自分のことを卑下していると思いますが
そこは男子である明久くんが男らしくリードしてもらいところ。

せっかく頑張ってチェックポイントまで来たのに、
その頑張りを明久くんのために、ふいにしてしまった姫路さん。

あんなに大声を張り上げるなんて。
姫路さんらしくないけど、これは明久くんにとって嬉しいでしょうね。

そこまで想ってもらえるなんて。

一方で、そんな姫路さんの想いに応えたのは明久くん。
雄二が言うには、スイッチが入ってしまったらしい。

覚醒状態の明久くんは、なんと2体の召喚獣を同時に
手足のように操り、常夏コンビを撃破しました。

凄まじい集中力です。
さすが主人公、輝いていました。

友達の勝利を信じて微動だにしない雄二もカッコよかったです。
明久くんの燃え上がりに黙って付き合ってあげるのも、非常に彼らしい。

常夏コンビに課した罰ゲームは、姫路さんに謝ること。
女の子とのために戦う男の子は、美しささえ感じる。

結局、下の名前で呼ぶのは無しになっちゃいましたが
あの状況でもやっぱり料理はNGなのかw

そこは突撃するくらいの気概を見せて欲しかった。

次巻は泊りがけで海ですか。
女子が一緒なのでお姉さんから折檻を受けないか不安ですが・・・。

04.jpg


バカとテストと召喚獣 6 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣 6 (ファミ通文庫)

  • 作者: 井上 堅二
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2009/04/30
  • メディア: 文庫



nice!(5)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 5

コメント 2

しんいち

姫路サキュバスが活躍しなかったのが残念です。
せっかくいつもと違う召還獣なのに
あまり派手な活躍をしていないですよね。
500点オーバーじゃないから、仕方ないのかな(>_<)
by しんいち (2011-07-01 05:22) 

Lunamaria

◆ しんいち さん
◇ コメントありがとうございます

> 姫路サキュバスが活躍しなかったのが残念です。

あれは・・・、本人が召喚を嫌がってましたからねぇ。
その恥ずかしさを強要するわけにもいかないですし・・・。
 
by Lunamaria (2011-07-03 16:49) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。