【コミック】 GANTZ (33)

今月の中旬に発売したコミック新刊
『ガンツ GANTZ (33)』
を購入して読了したので感想など。

タエさんは運だけで生き残っているような気がする。
ペットケースに入れられて宇宙食を食べてしまったあの男子は死んだのだろうか。

お祈り（？）をしていた奇人たちやデカブツや虫みたいなモンスターは
外からＴＶで中継を見ていた人たちがいますけど
どこかの撮影所の殺戮広場なのだろうか。

だとしたら、ガンツはそこにハンターたちを転送したことになりますね。
巨人に制御を乗っ取られてああなったのだろうか。

それと、西くんとタケシくんをマンションで襲った異形のペットたちも
巨人が送り込んだのだろうか。

民間人の中から「ぶっ殺すおじさん」が逆上しました。
年齢は２０歳だそうですが。
まぁ、あえなく喰われましたけど。

このクリーチャーたちは光の玉という厄介な攻撃をしてきます。
触れると肉体が腫瘍で暴走してしまうという。

玄野くんの仲間も感染しましたが、殺しちゃうのかよ・・・。
油断と情けで全滅することもあるので仕方ない面もありますが。

玄野くんたちの前に送られてきていたハンターたちは
ハードスーツ持ちが何人かいたのに全滅かよ。

１００点銃も効かないしワイヤーガンも断ち切られるし。

そんな中、刀で挑むのは吉川。
動きが速すぎる相手を前に。
互角に渡り合う。

こいつらのスゴイところは。
勇気でもなく、腕力でもなく、機転でもない。
諦めないことなんですよね。

敵の弱点を見つけ。
針の穴ほどの突破口。

それでも勝てるかどうか分からない。
まだ楽観できない。

そんな中。
あの６人は迷うことなく。
生きることに疑いもなく。
この絶望の逆境の中で。
踏み出して行く。

これには「もう駄目だおじさん」も
思わず涙しました。

ハードスーツでもなく、ノーマルスーツなのに
なぜここまで力を出せるのか。
もはや人間の限界を超えている・・・。

さらに、ピンチの杏さんを救ったのは
加藤の一閃。
ホントこいつらなにもんだよ・・・。

GANTZ 33 (ヤングジャンプコミックス)

• 作者: 奥 浩哉
• 出版社/メーカー: 集英社
• 発売日: 2012/01/19
• メディア: コミック