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【雑記】 Another (角川スニーカー文庫) [読書]

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先月の上旬に発売した
ノベル新刊『Another (角川スニーカー文庫)』
を購入して読了したので感想など。

この作品はジャンルとしてはホラーなんでしょうか、サスペンスなんでしょうか。

私はあまりホラーやサスペンスは読まないので詳しくないのですが
てっきりホラーやサスペンスを名乗れるのは超常系ではなくて現実系だと思っていました。

例えば、いつもは大人しいあの人が殺人鬼に豹変して周りの人間を皆殺しにしたり
追い詰めたりするような。

『Another』は現実系ではなく超常系なので、ホラーやサスペンスを名乗れないと思ったのですが
調べてみると、むしろ超常系の方が多いみたいですね。

ゾンビが出たりドラキュラが出たり。
ああいうのもホラーらしい。

つか、まさかあの人とあの人が同一人物で
なおかつその年の死者だったとは。

アニメ版では同じ声優だったり、実写版では同じ役者だったりするんだろうか。
その時点でかなりのネタばれですが。

序盤で桜木さんや水野さんといったゆるふわ女子が次々と死んでしまうので
残念でした。

個人的には桜木萌え&水野萌えだったので、できれば生き残って欲しかった。

アカザーさんの出番が下巻以降、終盤にかけてしかなかったのが意外です。
対策係なのにあまり仕事をしていないし、挙句にはメイさんを糾弾するし。

メイさんだけの非じゃないだろう。

かばってくれた恒一くんに感謝の言葉で返したメイさんが可愛かった。

伏線に関してはほとんど回収できたかな。
従姉妹の件。
義眼の件。
半身の件。

ただ、あの呪い事態のことはあまり解明されませんでしたね。
そういう事象だということで納得するしかない。
観察して資料を残すしかない。

運がよければ途中で止めることもできるようですが
基本的には対策をとりつつ、付き合っていくしかないんですね。

恒一くんの代以降も続くのでしょうか。

にしても、恒一くんの代はかなりイレギュラーが重なって
特異な年でした。

5月から転入生が来ましたし。
4月から発生してたのに気付かなかったし。
途中から2人にしてみたり。
ついには、もう1人が先生ですし。

んで、あの寮のおばちゃんはなんで急にトチ狂ったんだ?w


Another(上) (角川スニーカー文庫)

Another(上) (角川スニーカー文庫)

  • 作者: 綾辻 行人
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/02/29
  • メディア: 文庫



Another(下) (角川スニーカー文庫)

Another(下) (角川スニーカー文庫)

  • 作者: 綾辻 行人
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/02/29
  • メディア: 文庫



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コメント 2

kesagake

>んで、あの寮のおばちゃんはなんで急にトチ狂ったんだ?w

親戚だか息子が3年3組の生徒という設定だった筈。

>アカザーさんの出番が下巻以降、終盤にかけてしかなかったのが
>意外です。

アニメ版ですと、最後に死にますし。
終盤のオリジナル要素が凄すぎる気がしなくもないですね。


by kesagake (2012-04-12 22:57) 

Lunamaria

◆ kesagake さん
◇ コメントありがとうございます

> アニメ版ですと、最後に死にますし。

アニメ版は死ぬときの描写がグロすぎて、途中でリタイアしたんですよね・・・。
確か、最初のお見舞いのときにアカザーさんがいたから、
あの時事情を説明してたら、全然違う話になっちゃうよなぁ。
 
by Lunamaria (2012-04-13 02:21) 

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