【雑記】 のぼうの城 (小学館文庫) [読書]
甲斐姫が成田家の人だというのは、薄々知っていましたが
北条家に嫁ぐんじゃなくて、秀吉の元へ行ったのか。
丹波も和泉も酒巻も、こんなに立派な武将なのに
知りませんでした。信長の野望や戦国無双でも出てきた覚えが無い。
石田三成とのタイマンに勝ち、大谷吉継とのタイマンにも勝った。
しかも、彼我の兵力差は相当なものだったのに。
のぼう様はなぜ戦に決めたのか。
なぜ最後に甲斐姫を簡単に手放したのか。
そして、踊り作戦の真意は2段構えだったのか。
のぼう様は多くを語らないので、謎が多く残ります。
そして、戦国武将は勝つためなら手段を選ばないような
泥臭い人たちかと思ったら、誇りや名誉を重視する
気持ちのいい連中だったんですね。
石田三成は戦場での略奪なども嫌ったというから意外です。
「わしがその馬鹿者だからよ」
丹波△。
「この城だけだ、落ちなかったのは」
三成△。
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