【ラノベ】 生徒会の金蘭 碧陽学園生徒会黙示録 (6) {葵せきな} [富士見ファンタジア文庫]

他人に誤解されることってありますよね。
また、ある事実を誤解している人っていますよね。

誤解には２種類あります。
・物理的な誤解
・精神的な誤解

これだけの説明だと、分かりにくいと思うので詳細を説明します。

物理的な誤解というのは、例えば
「イルカは魚である」
といった類のもの。

この誤解を解くには、百科辞典なり生物学者なりを引き合いに出して
証拠を提示してやれば、次からは
「イルカは哺乳類である」
という見解に直ります。

精神的な誤解というのは、例えば
「ＡさんてＢくんのことが好きなんだよ」
といった類のもの。

この誤解を解くには、ＡさんがＢくんのことを好きじゃないと言えばいいでしょうか。
それで丸く収まるでしょうか。

否定したところで、「またまたぁ、照れちゃって」という展開になって
なかなか誤解を解くことができません。

つまり、精神的な誤解の方が物理的な誤解よりも難易度が高いのです。
それはなぜか。

「人の気持ちなので証拠を示せない」
というのが一因なのかもしれません。

閑話休題。

「とりあえず、蝋垂らしていいかしら？」
で吹いたｗ

あと、ところどころでツッコミが三村になっているような。
「ボリューミィ！」
「カメラアングル！」

まさか犯人はつばきさんだったとは。

守くんの男泣き、カッコよかった。

生徒会の金蘭 碧陽学園生徒会黙示録６ (富士見ファンタジア文庫)

• 作者: 葵 せきな
• 出版社/メーカー: 富士見書房
• 発売日: 2011/10/20
• メディア: 文庫