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【ラノベ】 学校の階段 (踊り場) [学校の階段]

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ファミ通文庫『学校の階段の踊り場』を
購入して読了したので感想など。

この巻は発売順からすると、9巻と10巻の間です。
そして、唯一の短編集です。

学校の階段はキャラ立ちしているので、本編でさえサブキャラにスポットが当たることが多いですので
短編にはもってこいなんじゃないかと思います。

・女神委員会

私は女神委員会と筋肉研究部にはほとんど興味がないので退屈でした。
1年生の女神、最後の一人は結局最後まで誰だか分からないし・・・。

ただ一つだけ言っておく。

「萌え」は飾りでもなければ、後付するのもでもない。
女の子の内から湧き上がってくるものだ。

・夜明けの階段

時間軸的には体育祭が終わった後ですね。
その当日の打ち上げでお泊り会をするというお話。

天ヶ崎さんと美冬さんが仲睦まじげなのが微笑ましいです。
あと、天ヶ崎さんのお金持ちっぷりを甘く見ていました。
入浴シーンもナイスでした。
気になるのは、お姉さまとラブラブになりたがっているのは誰かということです。

そして、幸弘組と天ヶ崎組がまさかあんなところで鉢合わせするとは。

・プリンはどこへいった?

このお話はちょっと特殊で、密室内で延々と「誰がプリンを食べたのか」ということで
にらみ合いが続きます。

見どころは何と言っても植村さんの可愛さですね。
彼女の心の内を読んでいるだけで、心が和みます。

まぁ、犯人は何となく察しがつきましたが・・・。

幸弘くんはあんな中で生徒会長としての仕事をしていたのか。

・サンタ同盟

幼いころの幸弘くんと美冬さんがサンタがいると信じるお話。
まさかサンタ役が小夏さんになるとは・・・、ちと無理があるような。

小学生時代の美冬さんは、今と違って快活な感じですね。
フィンランドのサンタ村ってホントにあるのだろうか。

千秋さんが思った以上に強情だったのが意外でした。

・盂蘭盆会

ここでも、美冬さんと幸弘くんは仲良しでしたね。
1巻から考えると見違えるほど距離が縮まったように思います。

白いワンピースで海に落ちた後。
下着がスケスケの美冬さんが素晴らしかったです。
私だったらガン見しているレベル。

幸弘くんのお父さんと、お爺さんの間には確執があったようですね。
お母さんは病弱で、でもとても優しい人で、小夏さんや希春さんの
胸にも大切な思い出があるようです。

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学校の階段の踊り場 (ファミ通文庫)

学校の階段の踊り場 (ファミ通文庫)

  • 作者: 櫂末 高彰
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2009/03/30
  • メディア: 文庫



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