【アニメ】 映画『涼宮ハルヒの消失』

映画『涼宮ハルヒの消失』を観賞したので感想など。

先週の金曜日は午後有給を使ったので、会社は午後１２時で退社しました。
平日の昼間なら映画館は空いているかなと思い、『涼宮ハルヒの消失』を見ることにしました。

以前、この映画の話題を出したときに「今のところ見に行く予定は無い」
と書きましたが、結局 見に行っちゃいました。
まぁ、予定は未定ということなのでウソはついてないですよね。

ところで、この記事をアップするときにソネブロ内のカテゴリー選びで迷いました。
“映画”というカテにしようか“アニメ”というカテにしようか。
映画でありアニメである場合はどちらを選べば正解なのだろう。

本編の感想ですが、ダラダラとあらすじを追いつつ場面をピックアップすると
長くなってしまうので、印象に残ったシーンを４つ挙げます。

まず、朝倉さんの再臨シーン。

キョンの戦慄と周囲の生徒との温度差が面白かったです。
朝倉さんはどんだけ悪者なのかと。

時間軸的に言うと、アニメで言うところのサムデイの直後くらいでしょうか。
（部室に電気ストーブもありましたし）
キョンはある程度は不思議に慣れている頃なのに取り乱し様が異常でした。

次に、しおりを見つけたシーン。

ここは見ているこっちも鳥肌が立つような。
そして、キョンの打ち震えるような喜びと興奮が伝わってきました。

この辺の感情描写、特に表情の機微が京アニの素晴らしさだと思います。

キョンに肩を掴まれて力押しされた時の
有希さん（改変後）の制服がはだけて喘いでいた表情が良かったです。
ドＳの変態ジェントルマンなら興奮することウケ合いです。

自分の部屋に誘った時は驚きましたが・・・。
なんて大胆な子。

次に、谷口がハルヒを知っていると発言したシーン。

キョンは一旦、谷口の発言に気が付かなかったかのように茫然とするのですが
その後の、まさに噛み付くような必死の訴えが鬼気迫る感じでした。

しかも、そのまま学校を抜け出してハルヒの元へ。
いつもはウザがっているハルヒという存在に対して
初めて会いたいと思ってしまったキョンの急くような情動が伝わってきますね。

次に、校門の前で朝倉さんが奇襲してきたシーン。

ナイフをキョンに突き刺した後、その血飛沫を撒き散らすように振るうのですが
その時に有希さんの顔面にキョンの血が降りかかるのです。

笑顔で人を刺殺する朝倉さんは、やはり本性は殺人鬼です。
心を許してはいけません。
笑顔に騙されてはいけません。
そう、彼女の本質は“人斬り抜刀斎”なのです・・・。

最後に、病院での屋上シーン。

有希さんは自分のエラーが招いてしまったこの一件を謝罪しました。
なんて健気でいい子なんでしょうか。

有希さんの親玉が、有希さんに罰則を加えてどこかに消し去ったとしても
「必ず取り戻す」と断言したキョンがちょっとカッコよかったです。

これを機に、もっと有希さんへの感謝の気持ちを改めた方がいいと思います。
でも、有希さんに頼らないと解決できないような難事件も多いんだよなぁ。

途中でキョンが「ゆき」と言っていましたが、発音的に
「雪」じゃなくて「有希」だったと思うんですが。
タイミングよく（？）雪が降ってきたのでウヤムヤになりましたが。

そして、原作でも感動した「ありがとう」の一言。
なんて健気でいい子なんでしょうか。

公式ガイドブック 涼宮ハルヒの消失

• 作者:
• 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
• 発売日: 2010/02/26
• メディア: 単行本

コメント 2

AT-Xでハルヒを放送してくれないので、そもそもどんな作品なのかも知らない私。
本もたくさん種類があるから、手を出すと大変そうだしね。

上映時間が3時間らしいけど、かなりの見ごたえがありかしら？
by 赤眼の魔王 (2010-03-02 11:59) 

◆ 赤眼の魔王 さん
◇ コメントありがとうございます

＞ 上映時間が3時間らしいけど、かなりの見ごたえがありかしら？

ＡＴＸはアニメ専門チャンネルなのに、有名どころのハルヒを扱ってないんですか。
映画の方は３時間があっという間で内容がギッシリの作品でした。
　
by Lunamaria (2010-03-03 01:25)