【ラノベ】 しにがみのバラッド。リバース。 [しにがみのバラッド。]
先月の中旬に発売になったラノベ新刊
『しにがみのバラッド。リバース。』
を購入して読了したので感想など。
この巻は前巻からの続き、というわけではなくて外伝的なモノでした。
過去に掲載された作品のうち、単行本に載っていないものを集めたらしい。
というか、こんなに未発表の作品があったなんて知りませんでした。
その中にはアニメ化した時にDVDに同梱されていた特典小説も含まれていました。
2004年に書かれたものもあるので、随分前のもあるんですね。
ダニエルのぬいぐるみ、欲しいな。
■なじまりのななついろ。
壱吾くんとやえ子さんが再登場。
近所の子供たちとハイキングに行くお話。
その子供たちの中に梨久と明乃という女の子がいました。
梨久さんの母親が死んでしまうのかと思いまいしたが
失う前に大切に気付いたので良かったです。
そして、明乃さんの可愛さが際立っていました。
やえ子さんを凌駕するほど。
そんなやえ子さんは壱吾くんと山奥で二人っきりになったときの
暴走っぷりが楽しかったです。
やってやれないことはなくてよ
あー、いかんいかん。よだれが・・・
じらしプレイね!
変化球にも強い方よ
鼻血出そう!
■ゆきちとはのん。
こちらも、梨久さんと同じように
世の中がつまらなくて
自分に閉じこもってしまって
夢も希望も失った
そんな若者3人のお話。
全体的に物語の構成を振り返ってみると
導入部の引っ張りの部分がちょっとダラダラした感じですねぇ。
しかも、解決編がやけにあっさりやってきて
これで終わり?っていうくらいに引いて行った気がします。
変化を嫌うか。
変化に挑むか。
人間は結局、
悩んで決めて。
いくら逃げても、
逃れられないんでしょうね。
モモさんは、「また始めから」と言っていました。
なるほど、取り返しがつかないことでも
また一からやれば、方向修正は出来なくても
また同じものが出来上がるかもしれませんね。
このお話の中で、湯吉くんがモモさんに惚れたり
老い先短いおじいちゃんがモモさんにスケベなお願いをしたり
なんだかいつもと違うシチュがありましたね。
掃除しながらモモさんをチラ見するのをヤメロww
まぁ、確かに可愛いですけど今までこうあからさまに
アプローチした例があっただろうか。
でもまさか、ダニエル&爺ちゃんで入浴することになるとは・・・。
■だにえるのぼうけん&だにえるのはっけん
個人的に、最後にあったダニエル主人公のショートストーリーが良かったと思います。
たい焼きの話は自分に言い訳をして
いざ買いに行ったらお金がないという
予想通りのオチでした。
悩んで自問自答している姿が良かった。
モモさんの秘密の話も、見ちゃいけないのに見ようと思う。
1人で思い悩んで自分に言い訳をして、いざドアノブに手をかけたら
トラップが仕込んであるという・・・。
ミニスカをはいてキャッキャウフフしているモモさん、可愛かったなぁ。
これまたレアな、モモさんの一面ですね。
あのあとどんなお仕置きをされたのか
興味深いところです。
あと、無職の仕え魔ってなんだよw
ボロボロになって杖をついていたシーンも良かったなぁ。
着替えを覗いたという濡れ衣を着せられて可哀想でしたが・・・。
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