【アニメ】 シゴフミ (DVD vol.6) [シゴフミ]
今回のDVD第6巻で最終巻。
終盤に来てやっとフミさんが目覚めました。
とりあえず、夏香さんの家に滞在することに。
でも、考えてみたら
・虐待
・二重人格
・昏睡
を体験した人間が見知らぬ人に囲まれたら
環境的にはかなり厳しいでしょうね。
ふとした拍子に過去のことを思い出したフミさん。
でも、ミカさんとの出会いで撃ったのはフミさんではなくミカさんだったということが判明しました。
ミカさんはそもそも、この銃というシゴフミを届けて自分を撃ってもらうことを目的にしていたようです。
自分は罪を犯したから、その罰を受けるために。
銃を受け取ったフミさんは、銃声とともにそのまま発砲。
でも、ミカさんに当てることはできませんでした。
フミさんは、今度はミカさんに頼るのではなく自分の手でキラメキと対峙しようと決めました。
告訴という形で。
ところが、有名人であるキラメキへの告訴ということでセンセーショナルなことに。
フミさんも好奇な目で見られるわ、夏香さんの家にはマスコミが押し寄せるわ。
かなり過酷な状況になってしまいました。
そんな中、このタイミングでまさかの告白。
要くんの気持ちは今はフミカさんに向いているというのになんとチャレンジャーな。
フミカさんの母親と対面。
この人は育児放棄を娘の前で堂々と宣言してしまうほどのダメ人間でした。
「なぜ私を産んだのか?」
女として結婚、出産を一度は経験してみたかったら。
そんな手前勝手な理由。
しかも、悪びれる様子もない・・・。
ミカさんは自分が消えることが正しいと思っていましたが
結局は自分も生にしがみ付きたいという本心があることに気付きました。
そして、自分を出してくれたことに対する感謝。
二人は衝突しあった後に、二人でワンワン泣いて仲直り。
二人いるのに自分のこと。
自分同士でケンカするなんてそもそもおかしいですし
ケンカが成立するわけないということでしょうか。
最終的にこの2人は
1人に戻ることは選択しませんでした
2人で歩むことを選択しました
個人的に、最終回のEDですごく感動しました。
これまでのお話で出てきた人達の後日談が出てくるのですが
ロケットのお姉さんの妹さんと、ニートの連れ回しの幼女が
お互いに出会うところも良かったですし、
一番の特筆すべきは、イジメに対して暴力で立ち向かった少年が
少年院(?)刑務所(?)で作業に従事するシーンですね。
現実を突きつけられるというか、ハッピーエンドは無いというか
必ず報いはあるというか、社会というものの不条理というか
そんなものを感じさせてくれるひとコマです。
TVシリーズは6巻までなのですが、DVDオリジナルで第7巻があるので
レビュー自体はもうちょっと続きます。
▲ シゴフミ 公式サイト
▽ http://www.shigofumi.com/
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