【ラノベ】 問題児たちが異世界から来るそうですよ？ＹＥＳ！ウサギが呼びました！

ライトノベル
『問題児たちが異世界から来るそうですよ？ＹＥＳ！ウサギが呼びました！』
を読んだので感想など。

タイトルからして、ラノベラノベしてますね。
この本は店頭で表紙の絵に釣られて買いました。

１人の男子と２人の女子が異世界に飛ばされ
そこで異界人と戦ったりするお話。

まず、主人公が腕力・知力ともに抜群なので
主人公自らジョーカーキャラなので
出張ってくると戦闘がすんなり終わってしまう。

美少女キャラの方は、メインの二人（飛鳥＆春日部）に萌えられない。
ウサギさんもルックスは良いのですが、ただそれだけだしな・・・。

設定というか展開も、異世界に迷い込んで
獣人や幻獣と戦うという、割りとありきたりなイントロです。

というわけで、
・キャラ
・ストーリー
・世界観
・文体
といった評価すべき要素は、押し並べて普通。
あるいは並み以下といったところでしょうか。

戦いの描写も短く、あっさり終わってしまいますし
ゲームと言いつつ、腕力にモノを言わす戦闘になることが多いですし。
（ゲーム要素が無い、ヒネリが無い）

やけに設定が凝っているのですが、それが逆にマイナス要素に感じます。
とってつけたように要素をからめられても、冷めるだけというか
感情移入しにくいというか。

サブキャラの白夜叉さんやレティシアさんも
魅力を引き出せてないというか、使い捨て気味ですし。

長所としては、やっぱり黒ウサギの絶対領域に
リビドーＭＡＸという点ですかね。

というわけで、続刊を買うことはなさそうです。
既に３巻目まで出てるのかな。

問題児たちが異世界から来るそうですよ？ＹＥＳ！　ウサギが呼びました！ (角川スニーカー文庫)

• 作者: 竜ノ湖　太郎
• 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
• 発売日: 2011/03/31
• メディア: 文庫