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【雑記】 無音潜航 (角川文庫) [読書]

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『無音潜航 (角川文庫) {池上司}』
を購入して読了したので感想など。

あらすじとしては、テロが起こって
日本・韓国・中国・北朝鮮の間に軍事的緊張が高まって
日本の自衛隊の潜水艦が北朝鮮や中国の海軍とやり合うというお話。

序盤のテロパートと
中盤の潜水艦パートと
終盤の救助パートから成り立っています。

潜水艦パートでは中国の原潜とことを構えるのですが
威嚇行動だけで実際に発砲はしなかったので
どちらかというと戦闘のかけ引きというよりは
操舵のかけ引きという要素が強いですね。

> そうですか・・・
> 勘ですか・・・
> やってみますか

勘だって言ってるのに、了承する部下もスゴイですね。
そこまで上官を信じているから為せる業なのか。

> 藤井は、
> 頬を伝う涙を拭きもしないで、
> 合掌した手に力が籠った。

藤井さん、最後に自分の傲慢さとして、それが招いた結果に後悔していました。
一応これは事故死ということになるんでしょうか、艦長の悲しみが伝わってきます。


無音潜航 (角川文庫)

無音潜航 (角川文庫)

  • 作者: 池上 司
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2007/01
  • メディア: 文庫



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