【雑記】 機械より人間らしくなれるか? -AIとの対話が、人間でいることの意味を教えてくれる- [読書]
表題の本を読んだので感想など。
『most human human』
この本はチューリングテストに、人間役として参加した人が書いています。
チューリングテストに関しての説明は、ここでは割愛します。
ホントに騙される人なんているのか?
自分でやってみないと、どうにも納得できません。
審判役でもいいし、人間役でもいいから参加してみたい。
というか、チャットログを公開して欲しい。
「最も人間らしい人間」を目指すのですが
人間であるだけで、人間らしさを持つことは満足しているので
「最も」という程度を問われても困りますね。
それにしても、コンピュータというライバルが登場して初めて
自分自身を問うというのは面白いフローです。
『統計』
グーグル翻訳は「知能」ではなく「統計」で行なっていることに触れています。
『シナリオ・キャラクター』
型にハマれば強いけど、ちょっとでも逃がしたらズタボロな会話になりそう。
『サポセン』
ボットで50%くらいふるい落とせれば、人件費をそれだけ抑えられるかも。
『チェス』
そもそも知的な活動なのか、その定義すら難しい。
『独創性』
会話で独創性を試すことは難しいだろうな。
以下、大会の公式サイトです。
探せばボットとの会話を体験できるかも。
http://www.chatbots.org/
http://www.chatbots.org/awards/announcement/loebner_prize_2009_video_report/
http://www.chatbots.org/virtual_agent/sasha/
http://usa.kaspersky.com/support/home/sasha
機械より人間らしくなれるか?: AIとの対話が、人間でいることの意味を教えてくれる
- 作者: ブライアン クリスチャン
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2012/05/24
- メディア: 単行本
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