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【ラノベ】 勇者リンの伝説 (1) {富士見ファンタジア文庫} [勇者リンの伝説]

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「そうじゃねぇよ!?」
「なんで架空のたまごをひと押ししてんの!?」
「なんだよそのしたり顔」
「全然したりじゃねぇんだよ!」

というわけで、『勇者リンの伝説』1巻を読みました。

まあ、全体的な感想としては「これで金賞すか」という感じでしたが
「新人だし」という補正は忘れてはならない。

でも、つまらないというわけではないです。
実際に所々で吹きましたし
テンポがいいですし
途中で読むのやめようとは思わなかったし。

物語の要約は、勇者リンが4人パーティを組んで
冒険に出かけるのですが、なにぶん勇者課程の学生なので
学園モノでもありRPGモノでもある。

そして、RPGモノだからといってハードなバトルがあったり
ド派手な必殺技があったりというわけでもないです。
どちらかというと『グルグル』のニケとククリとキタキタみたいな。

まともな武器や攻撃手段が無いという意味では
『グルグル』よりアホな一行かもしれません・・・。

お色気シーンは序盤のアクロバティックパンチラと
太ももにタッチくらいしかないので残念。
ニーナにToLoveるしてシバかれるのは欲しかった。

伝説の剣を引くときのリンの必死の説得。
これで抜けるかと思ったら抜けないのかよw
あのくだりはなんだったんだ・・・。

あと、なんでカイは伝説の剣を発現させたんだ。
やっぱ勇者の素養があるのか。

クロトのネタバレがありませんでしたが
どう見ても女フラグだよなぁ。

最後の課題の魔物を5匹倒すというのが
一番楽そうでしたが、(その辺のスライムでもよさそうなので)
実は一番難しいとは。

なにせ、勇者なのに魔物を倒すのを躊躇しますからね。
心根が優しすぎる・・・。

聞き込みや抜け出しの伏線も回収されましたが
いまさらそんな知的な活動を出されても
とてもリンには似合わないなぁ。

最大の萌えポイントは、カイのマントに包まって
ホクホクしているリンだと思う。異論は認める。

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勇者リンの伝説  Lv.1 この夏休みの宿題が終わったら、俺も、勇者になるんだ。 (富士見ファンタジア文庫)

勇者リンの伝説 Lv.1 この夏休みの宿題が終わったら、俺も、勇者になるんだ。 (富士見ファンタジア文庫)

  • 作者: 琴平 稜
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2013/01/19
  • メディア: 文庫



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